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地域の安心を守るために──熊谷解体工業リサイクルセンター隣接地を災害時避難場所として活用へ

11月7日の「室蘭民放」朝刊の表紙をご覧になりましたか?
実は、熊谷解体工業の取り組みが紹介されました。
内容は、当社が神代町にある恵愛病院柏木グラウンドを取得し、隣接するリサイクルセンター(神代プラント)とあわせて災害時の避難場所として活用していくというものです。
この記事をきっかけに、地域の皆さまに当社の想いと今後の取り組みについてあらためてお伝えしたいと思います。


安全な避難環境の整備

近年、地震や津波などの自然災害が全国各地で発生しています。
7月末に起きた地震の際には、室蘭市でも津波警報を受けて八丁平等の高台へ避難する車両が集中し、路肩への駐車が相次ぎました。
これにより、交通の妨げや事故の危険が生じ、スムーズな避難を阻む要因となってしまいました。

こうした課題を受け、当社は地域でできる防災支援を考え、浸水区域外に位置する恵愛病院柏木グラウンド(約3万6000平方メートル)を9月に取得し、災害時の車両避難場所として活用することを決定しました。
緊急時には誘導係の社員を配置し、約1,000台の車両を受け入れる体制を整えます。
今後は仮設トイレや備蓄品の準備も進めていく予定です。

また、隣接するリサイクルセンターも避難時には活用可能です。
センターの暖房器具やトイレ、自動販売機の無償提供、さらに自社で加工している薪の提供も検討しています。
寒さが厳しい季節でも、安心して避難できる場所を提供できるよう努めてまいります。


リサイクルセンター入口

地域への思い

さらに、本社事務所およびリサイクルセンターに設置しているAED(自動体外式除細動器)は、通常時から「AED設置しています」ののぼりを掲げて周知しており、緊急時には地域の方にも貸し出せるよう体制を整えています。
いざという時に、少しでも多くの命を守るための取り組みです。

解体業を通じて地域とともに歩んできた当社は、これからも地域に寄り添う企業として、防災・安全の面からも地域社会を支えてまいります。
そして、こうした取り組みが広がり、地域全体で助け合いの輪が広がっていくことを願っています。


熊谷解体工業リサイクルセンター地図

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